兜と鎧の飾りサイズの違い

ありがとうございます、販売員の小川です。

入口が違っても、言ってる内容は同じようなことしか言ってなさそうな気がする今日この頃、いかがお過ごしですか? 私は元気です。



タイトルの結論から申しますと、兜と奉納鎧は同じような寸法で飾れます。

↑この形状の鎧が、「奉納鎧(ほうのうよろい)」と言います。

神社や仏閣に奉納するときに、腕や足の部分を除いた状態で奉納したそうです。




大鎧型(手や足や顔のついている鎧)は、櫃(ひつ)の上に座らせないと飾れませんので、大きくなる傾向にあります。

↓の画像の黒い箱が「櫃(ひつ)」です。この上に胴体を置いて飾ります。


条件が変わるというのが大きな理由でして、一般的な飾り方をした時に、大鎧型は先ほども申しました通り櫃の上に座らせるので背が高くなります。

目安ですが、「1/4スケールの鎧」ですと幅60cm×奥行45cmくらいの飾り台で、屏風の高さは54cm~60cmくらいになります。飾り台の高さが5cmと過程すれば、全体の高さは60cm~65cmくらいになります。


兜飾りも櫃をつけて飾るのを前提にしております。

「1/4スケールの兜」と過程しますと、台幅55cm×奥行35~40cmに屏風は36cmくらいの高さになります。


ここで奉納鎧なんですが、櫃を使わずに飾ります。

奉納鎧の特徴として、櫃を使わない飾り方ができるところを利用します。

勿論、櫃付で飾ることもできますが、大鎧型と違い櫃無しでも飾ることができるのがメリットです。


三者条件を揃えてしまう比較よりも、飾るスペースを基準に考えた比較ということになりますので、「条件が変わる」ということになります。

まぁ、かたいことは言いっこなしということでお話を続けます。


「コンパクト」というのがここ最近のキーワードなので、大鎧型の物が売れ行きが芳しくありません。逆に兜飾りや奉納鎧はなかなか好調です。


デン!っと、大きく飾ると見応えがあっていいんですけどね。

長く飾っていただくには、「扱いやすいサイズ」でお選びいただくのがコツな気がします。






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