兜・鎧の種類②

ありがとうございます、販売員の小川です。


種類について、パート2です。

今回は、色の感じです。


みなさまがお店に行くと、黒っぽいのと白っぽいのと…と店員か説明されたり、ご希望を聞かれたりすると思います。


全体の色味でお話すると思いますが、2種類に分けます。

1:中芯の兜・鎧の色

2:台・屏風や調度品の色 です。


金色の兜としましては、

代表的なのが、一般的…と言いますか、所謂「通常タイプ」の兜です。

割と金具類では「金色」が一番スタンダードに使われます。

ツノの部分の「鍬形(くわがた)」も、ほとんどが金色です。



金でないとすると、「銀か!」ということで、銀色金具の兜です。

実は、数が少なめな銀金具の甲冑です。

全体的に白っぽい物で飾るパターンが多そうですが、意外とそんなこともありません。


金の次に多いのは黒基調の兜です。

割と黒基調のは多いですね。

ブロンズ調の仕様にした兜というのもありますし、元々黒いのもありますし。


次は、台・屏風の色の感じです。


こちらがよく見かける組み合わせで、「黒塗り台」に「金屏風」ですね。

一般的に「普通の」飾り方です。


最近多くなりました、「白っぽい」感じです。

白木調とは言ったりします。




こちらは、中間のような色ですが、淡すぎず濃すぎずです。

一昨年くらいまでは、白木調の白っぽいのが人気でしたが、

昨年くらいから、この濃い茶色系が人気になってきました。


濃い茶色の舞台だと、黒っぽい兜でも淡めの兜でも合います。

弓・太刀の色も画像の白木でも黒いのでも合います。


だいぶ長くなりましたので、今回はこの辺で。

東京 浅草橋 長谷川商店

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