五月人形の選び方 鎧飾り編①

ありがとうございます。販売員の小川です。


そういったわけでございまして、具体的なお話をしていきたいと思います。

兜飾りの前に、鎧飾りのご説明からしていきます。


鎧は正面から見ても縅が見えるので、何色かというのがわかるので兜よりカラフルです。


鎧飾りの形状には2種類ございます。



①大鎧型

①大鎧型は、手や足や面皰(めんぽう)があります。

 櫃の上に乗せて飾りますので、背が高く兜かざりよりも大きくなる傾向にあります。

お節句の業界では、その品物自体が大鎧でなくて例えば胴丸であったとしても、手や足がついてかざる鎧のことを「大鎧型」と呼びます。

江戸時代にお武家さんで飾る用に大鎧を造って屋敷に飾っていたそうです。



②奉納型

②奉納型は、手や足、面皰などを外して神社仏閣に奉納していたそうです。

 櫃の上に乗せてかざることもできますが、櫃なしの状態でも飾れます。

兜飾りと同じような寸法で飾れるのがメリットです。


カラフルなのが画像からわかっていただけると思います。

鎧は、色で選べるようになるので選定もだいぶ楽になります。



値段の違いはいくつかあります。

・金具類の材質:アルミ、アンチモニー、スチール、真鍮などがあります。

→これは鎧も兜も共通して言えることです。



・縅糸の太さや細さ:細ければ細いほど、手作業が多くなります。

→これも鎧も兜も共通して言えることです。下に詳しく画像を載せました。



・鎧の仕立方:ほとんどが一般的な作り方になります。高価な物は、本仕立てになります。

 すごくすごーーく簡単に言いますと、そのサイズの人間がいたら着れる仕立ての鎧です。

これも下に詳しく画像を載せました。


値段が高けりゃ良いってもんでもないです。

ただ、手間が掛かっているので値段が高くなるという理屈は覚えておいて損はないと思います。どの職人のこだわりを支持するかというところでしょうか。

とにかく、正面から見たときの印象が一番大事です。

その次に、なんでこれはこの値段かというときに、上記を思い出していただければくらいのことでございます。



縅糸の太さの違いと仕立ての違い。

↑これが、通常の仕立てで通常の太さの縅で仕上げた鎧です。

↑横が固定されてます。こちらが略式ではありますが通常の作りです。


↑こちらは、本仕立てになります。

↑横が赤い紐で結ばれています。これを解くと外れて、着れます。

解くと厄介なので、本当に解かないでください。

黒い部分が赤は3段m緑の裾濃は4段あるのわかりますか?

段数はやくわからなくても、緑の方が広いですよね?ってことはですよ、編む回数が緑の方が多くなるので手間がかかっているという理屈で値段が高くなります。

胴体も緑の方が幅が広くなってるのがおわかりかと思います。


そして!


↑この青いのが、縅糸が最細です。


勿論、本仕立て。


青い方が細い縅ですので、手間がより掛かるので値段が高くなります。


あくまで値段の違いの部分ですので、参考程度におぼえておいてください。




東京 浅草橋 長谷川商店

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