兜・鎧のデザインの種類
ありがとうございます。販売員の小川です。
選び方の続きではありますが、デザインの種類についてお話しようと思います。
お節句用の兜のデザインの種類は、
・国宝模写や重要文化財模写
・武将シリーズ
・実戦兜をモチーフにした兜
・装飾に重点を置いた兜
・クロームや銀色などのデザイン甲冑 などがあります。
実は上記のどれもそうなんですが、元になる兜があります。
本物に忠実に再現してみたり、作者のオリジナル要素を組み入れて製作してみたり、あくまで元は元としてデザイン重視で製作してみたりしております。
国宝模写や武将は元がわかり易いんですが、お節句用の兜の大多数を占めるスタンダードな兜や鎧も「参考にしている甲冑」があります。
現存してるものを参考にしているのがほとんどだと思います。
中には、例えば「源氏八領之鎧」のような文献から再現しているような甲冑もあります。
角の部分で長いが「長鍬形」大きいのを「大鍬形」、
それ以外でよく見かけるのが「金銅大鍬形」です。
金銅大鍬形(こんどうおおくわがた)は、貫前神社(ぬきさきじんじゃ)に所蔵されてます。
鍬形部しか残っていないようで、兜部は作者の創作になります。
実戦兜というのが、現存している甲冑のことです。
装飾の兜というのは、お節句用の飾り兜として飾り金具や金箔押しで装飾を施した兜ということです。
デザイン甲冑も創作兜なんですが、よりデザイン重視の甲冑になります。
色や形ですね。淡いのから銀色や黒色のまでバリエーション豊かです。
お客様の中で、何かポイントを定めてご覧になるとよろしいかと思います。
0コメント